意味問題の復習(こっそり)
押さえておきたい言葉の意味について羅列していく。
問3.ディープラーニングの特徴
機械学習 | 教師あり学習(問題あり答えあり) |
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教師なし学習(問題あり答えなし。自己基準のみ) | |
強化学習(問題あり答えなし。報酬あり) | |
ディープラーニング | 教師あり学習 |
教師なし学習 |
※ディープラーニングの強化学習もあるかも
※機械学習とディープラーニングの違いは答えにたどり着く方法。入力データのどこを見ればいいのか(特徴)を人が与えるのが機械学習。自分で取得するのがディープラーニング。
問7.ハッシュ法の特徴
ハッシュ関数で値を算出して、その値で探索する方法。ハッシュ関数で算出したハッシュ値は元の値に関わらず同じ桁数になるので、探索時間は一定になる。
問9.プロセッサの仕組み
アキュムレータ | 演算結果を累積するレジスタや変数。最終結果のための一時記憶用。 ※アキュムレート(累積する) |
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データキャッシュ | CPUキャッシュは”命令キャッシュ”と”データキャッシュ”に分類される。”命令キャッシュ”はプログラム(プロセッサへの命令群)を格納。”データキャッシュ”はプログラム以外を格納。 |
プログラムレジスタ(プログラムカウンタ) | 次に実行する命令が格納されているアドレスを保持しているレジスタ。 |
命令レジスタ | 次に実行する命令を保持するレジスタ。 ※レジスタ・・・記憶回路。レジスト(登録する) ※(余談)コンビニのレジは正しくはキャッシュレジスター。販売額を登録する機械。 |
問10.内部割込み
内部割込み | CPU内部要因による処理割込み。システム例外など。 |
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外部割込み | CPU外部要因による処理割込み。ユーザの要求等によるイベント発生など。メモリパリティエラー(ビット破損エラー)はメモリのためCPU外部要因に分類。 |
問11.キャッシュメモリの働き
“キャッシュメモリ”とはCPUとメインメモリの間に位置し使用頻度の高いデータや命令を保存する記憶装置。
ライトスルー方式 | CPUからの書き込み指令時に、キャッシュメモリと主記憶に同時に書き込む方式。安全だが、処理効率が悪い。 |
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ライトバック方式 | CPUからの書き込み指令時に、キャッシュメモリにだけデータを書き込み主記憶への書き込みは当該データがキャッシュメモリを追い出されるときに行う方式。処理効率がいい。 |
問12.SDXCの特徴
<SDカードの規格比較>
カード名 | SD | SDHC | SDXC |
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フォーマット | FAT16 | FAT32 | exFAT |
規格上の最大容量 | 2GB | 32GB | 2048GB |
著作権保護技術 | CPRM | CPRM | CPRM,CPXM |
問13.フォールトトレラントシステムとは
「Fault torerant system(失敗に寛容なシステム)」・・・一部が故障しても正常に処理を続行するシステム。
※「フェールセーフ(fail safe:安全な失敗)」とよく混同してしまう。こっちは故障しても安全に制御できる(停止できる)ことを指す。故障しました爆発しましたではアウトということ。
問15.スケールアウトとは
スケールアップ(垂直スケール) | サーバを構成する各処理装置をより性能をアップするサーバー増強方法。 |
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スケールアウト(水平スケール) | 接続されるサーバの台数を増やすことでサーバ群全体としての処理能力や可用性を向上させるサーバー増強方法。 ※可用(使用できること)。可用性(使用できる性質→使用し続けられる性質→システム継続稼働能力)。 |
問20.分散処理OSSについて
Apache Hadoop | オープンソースの分散処理システム。処理方法にMapReduceを使用。 |
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Apache Kafka | オープンソースの分散メッセージングシステム |
Apache Spark | オープンソースの分散処理システム。処理方法にMapReduceを使わず、より高速化を図っている。 |
Apache Storm | オープンソースのリアルタイム分散処理システム |
問21.アクチュエータとは
アクチュエータ・・・エネルギー(電気信号)を物理運動に変換する装置。
※アクチュエート(行動させる)
問22.フラッシュメモリとは
“フラッシュメモリ”とは不揮発性メモリであり、USBメモリやSSDに使用される。
ブロック単位で消去を行う。いっぺんに消去ができるからフラッシュ(Flash)らしい。
問24.チェックの種類
シーケンスチェック | 処理が定められた順序で行われているかをチェック |
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重複チェック | 入力データと同じデータが既に入力済みではないか(一意であるか)をチェック |
フォーマットチェック | 入力データのけた数や文字種などの書式や形式が正しいかをチェック |
論理チェック | 入力データが論理的に正しいかどうかをチェック |
問25.H.264/MPEG-4 AVCとは
RTSP(Real Time Streaming Protocol) | インターネットで動画や音声データのストリーミング配信を制御するための通信方式 |
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SIP(Session Initiation Protocol) | テレビ会議やテレビ電話で双方向のビデオ配信を制御するための通信方式 |
H.264/MPEG-4 AVC | ワンセグやインターネットで用いられる動画データの圧縮符号化方式。AVC(Advanced Video Coding)。※コーデック(コード化、符号化) |
問29.DBに関するファイル
ダンプファイル | データベースの内容をそのまま書き出したファイル。データベース移行時などに使用される。 |
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チェックポイントファイル | チェックポイント処理にてデータベースを更新した情報を記録したファイル。 |
バックアップファイル | データベースのコピーを保存したファイル。障害に備えて任意に作成される。 |
ログファイル(ジャーナルファイル) | 更新前後のデータや操作を保持するファイル。コミット時に作成され、障害時の復旧に使用される。 |
※DBコミット処理は以下の順に実行されている。
(1)「操作による”コミット”」ログファイル作成
(2)「一定間隔による”チェックポイント”」複数のログファイルを元にデータベース更新 および チェックポイントファイル作成
※ロールバック・・・トランザクションのロールバックはなじみがあるが、ある時点のチェックポイントまでデータベースを戻すこともロールバックという。
※ロールフォワード・・・ある時点のチェックポイントからログファイルを元にデータベースを復旧することをいう。
問37.ポートスキャンの目的
ポートスキャン(Port Scan)・・・コンピュータやルータのアクセス可能な通信ポートを外部から調査する行為。スキャン対象からの応答でOSの種類、稼働しているサービスとそのバージョンなどの情報が得られるため、不正アクセスを行うための下調べや、脆弱性検査などの目的で実施される。どこから入ろうかな~と入口を探している。
問40.SPFの仕組み
SPF(Sender Policy Framework)・・・SMTP接続してきたメールサーバのIPアドレスをもとに、正規のサーバから送られた電子メールかどうかを検証する技術。
受信メールサーバ側にて電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかの検査が可能。
検証手順「送信側ドメインのDNSサーバにSPF情報(メールサーバーのIPアドレス)を格納しておき、受信時にメールに記載されているドメインのDNSサーバからSPF情報を取得する。SPF情報から取得したIPアドレスとメール送信元のIPアドレスが一致すれば正当と判断する。」
※ここから送りますよと言われた場所から本当に来ているかを確認する方法。
※SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP3(Post Office Protocol Version 3)
問60.可用性とは
可用性(Availability) | 安定したサービスなのかの特性。MTBFや稼働率を指標とする。 |
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機密性(Confidentiality) | 権限特性。正規ユーザのみアクセスできるかの特性。 |
完全性(Integrity) | 改ざん・破壊されていないかの特性。 |
※MTBF(Mean Time Between Failure)・・・平均故障間隔。故障と故障の間隔=稼働時間。
※MTTR(Mean Time To Repair)・・・平均修理時間。
※稼働率・・・稼働時間/全時間=MTBF/(MTBF+MTTR)
※SLA(Service Level Agreement)・・・サービスの提供者と利用者間で合意されたサービス水準品質保証。
問62.SOAとは
SOA(Service Oriented Architecture) | サービス(業務の1処理に相当するソフトウェア)を組み合わせてシステムを構築する手法 |
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SFA(Sales Force Automation) | 営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高める概念のこと |
BPO(Business Process Outsourcing) | 社内業務のうちコアビジネス以外の業務を外部に委託すること |
BPR(Business Process Re-engineering) | ビジネスプロセスをデザインし直す概念のこと |
問65.グリーン購入とは
グリーン購入 | 購入法。製品やサービスを購入する際に、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入すること。グリーン購入法。 |
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CSR(Corporate Social Responsibility) | 企業活動の考え方。企業活動において経済的成長だけでなく、環境や社会からの要請に対し、責任を果たすことが企業価値の向上につながるという考え方。 |
エコマーク認定 | 商品認定制度。生産から廃棄までを通じて環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品を認定する制度。 |
環境アセスメント | 環境影響評価。主として大規模開発事業等による環境への影響を事前に調査することによって、予測、評価を行う手続き。※アセスメント(評価) |
問66.ニッチ戦略とは
需要が満たされていない小さな市場(ニッチ市場)を狙うマーケティング戦略
※ニッチ(隙間)
問69.コストプラス価格決定法とは
コストプラス価格決定法 | 製造原価又は仕入原価に一定のマージンを乗せて価格を決定する。 |
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需要価格設定法 | 買い手が認める品質や価格をリサーチし、訴求力のある価格を決定する。 |
市場価格追随法 | 業界の平均水準や競合企業の設定価格を参考に、競争力のある価格を決定する。 |
目標利益法 | 目標販売量を基に、総費用吸収後に一定の利益率を確保できる価格を決定する。 |
問70.ナレッジマネジメントとは
ナレッジマネジメント | 企業内に散在している知識を共有化し、全体の問題解決力を高める経営を行う。 |
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フラット型組織 | 迅速な意思決定のために、組織の階層をできるだけ少なくしたフラット型の組織構造によって経営を行う。 |
ベンチマーキング | 優れた業績を上げている企業との比較分析から、自社の経営革新を行う。 |
コアコンピタンス経営 | 他社にはまねのできない、企業独自のノウハウや技術などの強みを核とした経営を行う。 ※コアコンピタンス・・・「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」、「競合他社に真似できない核となる能力」のこと。 |
問74.ロングテールとは
ロングテール | インターネットショッピングで、売上の全体に対して、あまり売れない商品群の売上合計が無視できない割合になっていること。実店舗では売場面積などの問題で敬遠されるが、インターネットではあえて狙うことも戦略の1つ。 |
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CMS(Content Management System) | Webコンテンツを構成するテキストや画像などのディジタルコンテンツに、統合的・体系的な管理、配信などの必要な処理を行うこと |
アフィリエイト | 自分のWebサイトやブログに企業へのリンクを掲載し、他者がこれらのリンクを経由して商品を購入したときに、企業が紹介料を支払うこと |
ドロップシッピング | メーカや卸売業者から商品を直接発送することによって、在庫リスクを負うことなく自分のWebサイトで商品が販売できること ※ドロップシップ・・・産地直送 |
問76.特性曲線の種類
OC曲線 | 検査特性曲線。製品の抜き取り検査をする際のロットの不良率とそのロットの合格率の関係を表した曲線。 |
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ゴンペルツ曲線 | 信頼度曲線ついて一般に観察されるS字の形状の曲線。テスト工程で進捗状況や残存バグ数を推定するためにバグ管理図の比較対象として用いられる。 |
バスタブ曲線 | 故障率曲線。機械や装置の時間経過に伴う故障率の変化を表示した曲線。 |
ロジスティック曲線 | 生物の個体数の増加などを記述する微分方程式の解として得られる曲線。マーケティングにおいての新製品の普及曲線と適合し、ゴンペルツ曲線に似たS字カーブを描く。ゴンペルツ曲線は変曲点を中心に左右対称になるが、ロジスティック曲線はならない。 |
問77.貸借対照表
売掛金 | 資産 |
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資本金 | 資本(純資産) |
社債 | 負債 |
投資有価証券 | 資産 |